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文京区の商店街振興キャンペーン「本郷百貨店」がグッドデザイン賞受賞

「本郷百貨店」イメージビジュアル

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 文京区の「本郷商店会」が主催した商店街振興キャンペーン「本郷百貨店」が、「2015年度グッドデザイン賞」を受賞した。受賞対象は、本郷商店会、NPO法人街ing(まっちんぐ)本郷、タイラーデザイン事務所。

「本郷百貨店」フリーペーパー

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 同キャンペーンは、今年1月10日~3月27日、文京・本郷の5つの商店街から成る「本郷商店会」で開催された。「個性溢(あふ)れる店主というブランドがそろう百貨店」というコンセプトの下、商品やサービスの紹介ではなく、店主自身の「街」や「商売」に対する思いをショートストーリーに仕立てたコンテンツを作成し、ホームページやSNS、フリーペーパーを通して発信した。

 期間中は、参加店がキャンペーンのロゴマークの入った共通デザインの紙袋・包装紙を使ったほか、商店街の街頭に店主の似顔絵を描いたフラッグを設置するなどして、「本郷百貨店」としての統一感を演出。期間中に参加店で買い物をしたレシートを集めて応募すると特製ギフトが当たる「レシートラリー」も展開した。

 同賞の受賞について、本郷商店会の川又靖則会長は「この度のグッドデザイン賞2015受賞に際し、商店街をあげて心から喜ぶとともに感謝したい。商店それぞれの個性的な店主が集まり、日々の営みを根気よく行う、自分の天性の仕事と感じながら、お客さまに寄り添い、信頼を得てた。各商店のつながりの深さのたまものと考えている。この街は百貨店の名にふさわしい平面のつながりばかりでなく、立体的なつながりがある街。今後に期待いただければ」と話す。

 同キャンペーンは、地域活性化に取り組むNPO法人「街ing本郷」(文京区本郷4)の協力で実現した。同団体の代表で、自らも本郷商店街で鮮魚店を営む長谷川大さんは「受賞は、ひとえに多くの方々のご支援、ご指導、ご協力のたまもの。心より感謝申し上げる。『本郷百貨店』は、地域財産である『商店主』の魅力を伝え、来街者の誘導と地域コニュニティーの担い手の維持を図った。地域のまちづくり、経済の発展に寄与することを目的に設立して5年、地域のさまざまな方々、組織、団体の思いや活動をつなげて、多種多様な活動を引き続き実施していきたい」と話す。

 グッドデザイン賞の審査委員は「商品でなく店主を前面に出すことで、商店街と来街者との関係づくりが図られている。店同士のつながりの強化や新しい店の加入など、インターナルな効果も期待でき、全国に存在するシャッター通りとなってしまった商店街を元気にする一つのモデルケースになるのではないか」とコメント。

 10月19日~23日まで、文京シビックセンター地下2階ホールと文京区経済課ディスプレイで、同賞の受賞を記念し「本郷百貨店」を紹介する展示を行う。開所時間は、同センターに準ずる。

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