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文京区で「食の文京ブランド100選」決定 故・岸朝子さんの遺志継ぎ選出

「おいしゅうございまっぷ」表紙

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 東京商工会議所文京支部(文京区春日1)は1月6日、「食の文京ブランド100選」に選出された推奨店舗106店(特別賞含む)を発表した。

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 「食」を中心とした文京区の観光振興、地域活性化および消費活性化を目的に、同区内の優良な飲食店・菓子店などを選出する同事業。3年ごとに推奨店舗の見直しを行っており、2010年に特別賞を含め105店舗、2013年は107店舗を選出し、今回が3回目となる。

 今回は老舗の日本料理店や料亭のほか、ミシュランでビブグルマン(5,000円以下の価格帯で特におすすめのレストラン)を獲得しているフレンチ「ビストロ タカ」や、江戸時代から続くそば店「稲荷蕎麦 萬盛」、文京区ゆかりのお菓子を販売する和菓子店「千代田」、同区内唯一の東京シャモ専門店「根津 鶏はな」など新規店が16店選出された。

 選考は、2015年4月から5月にかけて、文京区民や事業者などに、同区内にある飲食店・菓子店などの推奨店を募集し、約500件の応募があった中から、寄せられた推奨理由などを踏まえて、文京区商店街連合会、文京区観光協会、東京商工会議所文京支部で構成する「食の文京ブランド100選」実行委員会が審査・選定を行った。

 同事業当初から約6年間にわたり選考委員長を務めた料理記者・食生活ジャーナリストの岸朝子さんが選考途中の9月に逝去し、選考委員長不在となったが、岸さんの「食の大切さを伝える」という想いを引き継ぎ、106店を選出した。

 推奨106店舗は、文京区観光協会発行の「おいしゅうございまっぷ」(8万部発行)に掲載し、各店舗や同実行委員会を構成する各団体を通じて無料配布するほか、各団体ホームページに掲載される。また、訪日外国人旅行者向けに外国語版も3月ごろに発行を予定している。

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