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文京にインド・タイ料理専門店「アジアティーク」 現地人シェフが本場の味再現

「アジアティーク」で働くタイ、インド、ネパール出身のスタッフ

「アジアティーク」で働くタイ、インド、ネパール出身のスタッフ

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 文京区関口の地蔵通り商店街近くに8月12日、インド・タイ料理のレストラン「アジアティーク」(文京区関口1、TEL 03-3260-8050)がオープンした。

白を基調した店構え

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 インド料理とタイ料理の2つのエスニックを組み合わせたユニークな料理を提供する同店。店主のカンデル・ティパクさんは「日本ではインドカレーが人気だが、タイ料理のおつまみも人気。そんな人気料理を両方楽しめるような店にしたかった」と話す。店舗面積は30坪。席数は50席。

 スタッフは、インド、タイ、ネパール、中国と多国籍。インド料理はインド人シェフ、タイ料理はタイ人シェフが作り、スパイスなどの食材も現地から調達するなど、本場の味にこだわる。

 タイ・チェンマイ出身のシェフ・山田タティヤさんは「バンコク料理を中心に、地方料理も出している。マッサマンカレーというタイの昔風カレーが特にお薦め」と話す。カルダモンやシナモン、クローブなどのスパイスを使ったマッサマンカレーは、辛さは強くなく、まろやかな甘さが特徴。「マッサマン」とは「イスラム教の」という意味で、もともとタイのイスラム教徒が食べていたものだという。

 メニューは、カレーにサラダ、ナン、ライス、ドリンクが付くランチセット(850円~)のほか、夜は生春巻き(320円)、パクチーサラダ(1,000円)、パッタイ(800円)などのタイ料理メニューが人気だという。

 カンデルさんは「長く文京区に住み、以前の勤め先も文京区。落ち着いた環境が気に入っていて、店を出すなら文京区内にしようと思っていた。地域に愛される店になりたいので、価格設定は低めにしている。たくさんの人に来てほしい」と呼び掛ける。

 営業時間は11時~23時。

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