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東京ドームシティのクライミングウオールが「世界大陸」に 壁8面を順次リニューアル

南極大陸をテーマにリニューアルしたウオール

南極大陸をテーマにリニューアルしたウオール

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 東京ドームシティ(文京区後楽1)の屋内型スポーツ施設「スポドリ!」ボルダリングエリアで現在、「7大大陸+日本列島」をテーマにしたウオールのリニューアルが行われている。

リニューアルに参加するプロクライマーの遠藤由加さん

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 野球・ゴルフ・ボルダリングの3つのエリアで構成される同施設。ボルダリングエリアは、2013年の開業時から高さ4メートル、幅40メートルという都内最大級のウオールが人気で、ルートセットを22歳で日本人女性初の8000メートル峰の無酸素登頂に成功したプロクライマー・遠藤由加さんが行うなど話題を呼んだ。昨今のボルダリングブームに後押しされ、開業の見込みよりも利用者は増加傾向にあるという。

 ボルダリング施設のウオールは利用者の飽きが来ないよう定期的にリニューアルするのが通例だといい、「単純にリニューアルを繰り返すよりも、テーマを持たせたほうが面白いのではないかと考えた。テーマを設定したリニューアルはスポドリ!としても初めての試み。利用者同士でのコミュニケーションの話題にもなれば」と東京ドーム担当者は話す。

 リニューアルに際し、遠藤さんら8人のゲストセッターが参加。「7大大陸+日本列島」をテーマに、全8面あるボルダリングエリアの壁を9月から1面ずつリニューアルを行っている。既に第1弾として9月6日、ゲストセッターの岩橋由洋さんが南極大陸をテーマにしたルートセットを完了。手や足を掛けるホールドというパーツに、雪をイメージして白や滑りやすい素材を採用したり、ペンギンの人形などをあしらったりしている。

 遠藤さんは「クライマーの皆さんの挑戦意欲をかき立てるルートを私たちがセットする。世界のクライミングシーンをスポドリ!で体感してほしい。目指せ、世界制覇」と意気込む。遠藤さんは月に3回ほど初心者向けに講習会も開いており、無料でアドバイスも行う。

 来年4月には8つの壁で「世界大陸」が完成する予定。

 営業時間は10時~22時。料金は、一般=1,700円、大学生・専門学校生=1,500円ほか(初回利用時は別途登録料800円)。

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