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文京・茗荷谷で「クッキーと桜めぐり」 今年は「いだてん」巡りも

参加店舗「デカダンスドショコラ」

参加店舗「デカダンスドショコラ」

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 文京・茗荷谷インフォメーション(文京区大塚1)など茗荷谷周辺で3月21日~24日の4日間、季節イベント「クッキーと桜めぐり」が開催される。ウェブサイト「ご近所 茗荷谷界隈(かいわい)」やフェイスブックを通じて同地域の情報発信を続ける「茗荷谷界隈プロジェクト」の主催。

各店舗で配られるクッキーなど

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 桜の名所として知られる播磨坂(はりまざか)に近い同エリア。点在するスイーツ店を「デパ地下を巡るように」お菓子を少しずつ味わいながら巡ることでこの地域の魅力を知ってもらおうと桜の季節に企画された同イベント。あらかじめチケット兼用の「お散歩マップ」(1人500円)を購入して各店舗へ行くと、小さなクッキーなどのお菓子や品物、サービスが受けられる(一部数量限定・条件あり)。参加するのは和洋菓子店のほか、パン店、書店、カフェ、レストランなど23店舗。4回目となる今年は、NHK大河ドラマ「いだてん」の関係場所が同エリアに多くあることから、主人公・金栗四三の生誕の地である熊本県玉名市より特製グッズの提供もある。

 同プロジェクトを主宰する稲富滋さんは「茗荷谷界隈のフェイスブックやサイトを通じて生活者のための情報提供を続けていくうちに同エリアにはおいしいクッキーやスィーツを提供する『知る人ぞ知る』カフェやショップが多くあることに気付いた。『長年住む人も駅と自宅と決まったスーパーに通うだけという人もいるのでは』と自身のサラリーマン時代を振り返り、地域を知ってもらうきっかけになればと企画した」と話す。「桜といえば播磨坂が有名だが、それ以外の公園や街角にもきれいな桜がたくさんあるのもこの地域の特徴」とも。マップには、同プロジェクトが独自に選んだ桜の見どころ47カ所も掲載している。

 稲富さんは「期間中、マップを持った人々がすれ違いながら情報交換する様子が見られるのもこの企画ならでは。一度に回るのは大変かもしれないが、ゆっくり自分のペースで楽しんでいただき、初めての店や街角の桜を発見してほしい。インスタも歓迎」と呼び掛ける。

チケット兼用のマップは3月14日から、数量限定で「嘉ノ雅 茗渓館」(大塚1)のみで販売している。価格は500円。チケットの付かないマップは参加店で配布している。

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