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目白台の和洋菓子店「夢や かさまつ」が閉店 70年の歴史に幕

「夢や かさまつ」店主の笠松さんと夫人の幸子さん

「夢や かさまつ」店主の笠松さんと夫人の幸子さん

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 学習院大学近くに店を構える和洋菓子店「夢や かさまつ」(文京区目白台1、TEL 03-3941-5959)が4月、70年の歴史に幕を下ろす。

「夢や かさまつ」の店舗外観

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 同店は1945(昭和20)年に開店し、今年で70年目を迎える。2代目店主の笠松秀幸さんが、父親で先代の笠松幸栄さんから同店を継いだのは52年前。以来、来店客と家族のために和洋菓子を作り続けた。クリスマスやひな祭りなど、季節のイベントごとに作られるオリジナルのお菓子、予算に応じて詰められるギフトボックス、工夫を凝らしたカラフルなラッピングが評判で、毎年恒例の「干支飴(あめ)」には全国から2万3000個もの注文が入ったことも。

 店主の笠松さんは「子どもも成長し社会人となり、僕らの役目も終えた」と、夫人の幸子さんと共に笑顔で話す。今後については「念願だった『卓球場』を同じ場所でオープンし、今度は『卓球』に次の夢を紡ぐ予定」という。

 営業時間は9時30分~18時。日曜・祝日定休。現在ある在庫がなくなり次第、閉店する。

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