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文京・湯島の信州うどん店「湯島春近」に「ぴんころ地蔵」 期間限定で

「おざんざの店・湯島春近」店主の荒井久さんと、店内に期間限定で設置されている「ぴんころ地蔵」

「おざんざの店・湯島春近」店主の荒井久さんと、店内に期間限定で設置されている「ぴんころ地蔵」

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 佐久市出身の店主が信州うどんを提供する「湯島春近」(文京区湯島3)で2月15日から、「地蔵健診」企画を行っている。

「おざんざの店・湯島春近」店内に期間限定で設置されている「ぴんころ地蔵」

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 佐久市の関係交流人口創出と移住者増加を目指すシティプロモーション推進事業の一環として始まった「地蔵健診」。

 「地蔵健診」は、地蔵にお参りする行動の中で、健康に関する情報を知ることができるという新しい形の予防医療のアプローチ。日本有数の長寿の里として知られる佐久市には、地元の人たち主導で観光資源となった健康長寿を願う地蔵「ぴんころ地蔵」がある。今回はそのレプリカを同市内のほか、都内3か所で1、2日ごとに設置する。2週間の設置は同店のみとなる。

 店内に設置された「ぴんころ地蔵」の前に立つと、人感センサーが作動し、音声で健康に関する「お告げ」を知らせる仕組み。地蔵の脇には「子ども・男性・女性・シニア」の4区分の引き出しを用意し、自由におみくじを引くこともできる。「お告げ」の内容は約100種類あり、同市の病院に勤める医師らが協力したという。ツイッターを通じて地蔵のお告げを読むこともできる。

 店主の荒井久さんが佐久市出身であることから、佐久市の取り組みに協力する形で今回の設置が決まった。「ぴんころ地蔵は、『ぴんぴん』と健康で長生きし、『ころり』と楽に大往生できることを祈って設置された。荒井さんは「おいしいそばや『おざんざ(佐久の言葉でうどんのこと)』を食べて、お告げを聞いて、健康維持を目指してほしい」と呼び掛ける。

 「地蔵健診」利用は要一品以上注文(おざんざ=600円~、十割蕎麦=800円~)。3月1日まで。

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