
文京区立本郷台中学校(本郷2)で10月19日、「第8回本郷百貨店祭り」が行われる。
同祭りはかつて「本郷いちょう祭」として本郷エリアの5商店会が合同で実施していたが、2018(平成30)年からはNPO法人「街ing本郷」を中心とした複数の地域団体が実行委員会形式で運営する「本郷百貨店祭り」として引き継がれ、今回で8回目を迎えた。
今年は「防災」をテーマに、本郷消防署、文京区防災課、東洋学園大学などが協力し、消火体験や煙体験ハウスのほか、クイズ形式の「防災スタンプラリー」を用意。遊具コーナーや物販のほか、古今亭菊正さんによる落語会も行う。
校庭では約20店が出店する「第3回フードフェス」も展開。ハンバーガーやラーメン、タイ料理からスイーツまで多彩なメニューが並ぶ。体育館では薬剤師会、歯科医師会、医師会が中心となり、血管年齢測定や栄養相談、骨密度測定などを行う「健康フェスティバル」を実施する。
先着1000人には、文京区内の福祉作業所で作られた品を進呈する。
実行委員長で同NPO代表理事の長谷川大さんは「今年も多様な地元団体が力を合わせる形になった。防災をテーマに新しい団体も加わり、地域のつながりが広がっている。持続可能な地域イベントを目指したい」と話す。
開催時間は11時~15時。入場無料。