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東京ドームホテル「ドゥ ミル」が仏特別コース シェフ修業の味を表現

「フランス産高級食材で織りなす冬の特別コース」イメージ

「フランス産高級食材で織りなす冬の特別コース」イメージ

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 東京ドームホテル(文京区後楽1)のダイニング「ドゥ ミル」が12月1日、「フランス産高級食材で織りなす冬の特別コース」の提供を始めた。

ダイニング「ドゥ ミル」の高橋克友シェフ

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 同ホテルのシェフ、高橋克友さんが2004(平成16)年から4年間、フランスで修業した際に出合った食材や郷土料理を全6皿のコースに仕立てた同コース。オマールブルーや黒トリュフ、フォアグラなどの高級食材を使い、高橋さんが「現地で培った経験と技術を皿の上に表現した」という。

 コース前半は、高橋さんが最も長く滞在したというアルザス・ロレーヌ地方の食材や郷土料理を反映した。アミューズは、ウオッシュチーズ「マンステール」を使ったアルザス料理「タルトフランベ」に黒トリュフのサラダを添えて提供。オードブルには、フォアグラのポワレに、同地方名産のプラム「クウェッチ」と「ミラベル」のコンポートを合わせた。

 メインとなる魚・肉料理やデザートには、修業のスタート地点となったローヌアルプ地方・リヨン近郊の食文化を取り入れた。魚料理は「淡水魚の王様」ともいわれる「アルプスいわな(オンブルシュヴァリエ)」をムニエルにし、白ワインベースのソースで仕上げた。肉料理は、独特の風味が特徴という「シストロン産子羊」を使い、煮込みと網焼きの2種類の調理法で提供する。

 デザートは、リヨンの伝統菓子「プラリネ・リヨネーズ」を添えた「クレームブリュレ」を用意する。

 高橋さんは「4年間の修業の中で最初に出合ったリヨン近郊の食材や調理法、長く過ごしたアルザスの郷土料理を随所に盛り込んだ。それぞれの土地の風景や文化を感じてもらえれば」と呼びかける。

 営業時間は、ランチ=11時30分~14時30分(土曜・日曜・祝日のみ)、ディナー=18時~22時(土曜・日曜・祝日は17時~)。料金は1人1万8,000円。要予約。2026年2月28日まで(12月20日~25日、12月31日~1月4日は除く)。

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