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文京・播磨坂で「文京さくらまつり」 週末は桜並木を歩行者天国に

過去の桜並木の様子(写真提供=文京区)

過去の桜並木の様子(写真提供=文京区)

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 文京区小石川4~5丁目にある播磨坂さくら並木で現在、「第45回 文京さくらまつり」が開催されている。

地元の学生による演奏披露も

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 播磨坂は約120本のソメイヨシノと、八重咲きのウコンザクラなど珍しい桜も見られる区内有数の桜の名所。1971(昭和46)年度からスタートし、「文京花の五大まつり」の一つにも数えられる。3月25日現在、ソメイヨシノは三分咲き程度。日当たりの良い場所では開花が進んでいる。日本気象協会によると、東京都の満開予想日は3月29日(3月23日発表)となっている。

 26日・27日は、播磨坂の車道を通行止めにして歩行者に開放する。パレードや吹奏楽・和太鼓演奏をはじめ、文京区観光協会による「文の京観光グッズ」販売、新潟県魚沼市・茨城県石岡市による物産展、こどもどうぶつ村、子ども紅白玉入れ大会など行う。

 播磨坂清掃事業所2階に設けられる播磨坂ミニ体験会場では、折り紙、絵手紙、缶バッジなどの体験教室も行う。

 このほか、26日は文京区の観光ガイドが「播磨坂から桜を追いかけて」と題したまち歩きツアーも開く。参加できるのは先着20人で、文京区観光協会テント前で当日13時15分まで希望者を受け付ける(参加無料、13時30分出発予定)。

 今年は、周辺でも回遊イベントが多く企画されている。同イベント最後の3日間にあたる4月1日~3日は、茗荷谷駅周辺で「第1回茗荷谷界隈クッキーと桜めぐり」(事前申込制、定員終了)、播磨坂より南側の小石川地域で「桜サクッ! 小石川界隈花ぶらり2016」(事前申込制)がそれぞれ初めて開催される。

 播磨坂は、第二次大戦後の区画整理でできた「環状3号線」の一部。播磨坂の名称の由来は、同地にあった松平播磨守の上屋敷にちなみ付けられたという。1960(昭和35)年に坂の舗装が行われた当時、花を植える運動の一環として桜の木約150本が植えられ、地元民の手入れによって桜の名所の一つに数えられる並木にまで成長した。

 同イベントは4月3日まで。

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