暮らす・働く

文京・向丘から海外を訪ねる「新・文明の旅」-文京学院大で壮行会が開催

壮行会の様子

壮行会の様子

  • 0

  •  

 文京学院大学(文京区向丘1)で2月24日に、学生が17日間にわたってポーランド共和国、リトアニア共和国、ラトビア共和国の3カ国4大学を訪問する「新・文明の旅」プログラムの壮行会が行われた。

海外派遣に向けて意気込む学生たち

[広告]

 2010年開始の同プログラム。同大の創立100周年を迎える2024年までの期間、3年に1度、ユーラシア大陸の国を3~4カ国ずつ研究・訪問する独自の学部横断型、グローバル人材育成プログラム。今回は2012年に実施された第1回以来2回目の実施。学生たちは訪問先の大学の日本語学科の学生たちと交流し、グローバル人材として必要なことを肌で学ぶ。

 今回、海外派遣される学生は訪問する3カ国、日本やアジアについて学ぶ事前講義に参加した約100人の中から選抜された17人。残りの学生は国内で1920年に「ポーランド孤児」、1940(昭和15)年には杉原千畝が発行した「命のビザ」を持ったユダヤ人難民が上陸した敦賀港のある福井県敦賀市で取材を行い、海外派遣生や現地学生とインターネットビデオ通話を活用して意見交換を行う。

 壮行会当日の決意表明では、「(訪問する)3カ国について知識を深め、日本の良さを考え、とても誇りがもてる国ということを自覚した」と同大人間学部1年・清水美里さん。「現地学生との異文化交流を果たすのみならず、その体験からさらなる成長を遂げ、次のステップにつなげたい」(同3年・西村愛さん)という声も聞かれた。

 学生たちがこれらの活動の成果をまとめ、4月にプレゼンテーションを行う予定。

  • はてなブックマークに追加
エリア一覧
北海道・東北
関東
東京23区
東京・多摩
中部
近畿
中国・四国
九州
海外
セレクト
動画ニュース