文京区区民センターで3月25日、サッカーチーム「文京LBレディース」の体制発表会が行われた。
発表されたユニホーム。ホームがライトブルー、アウェーがイエロー
文京区と東京大学運動会ア式蹴球部が連携し、「文京女子の、文京女子による、文京女子のためのサッカークラブ」として創設した同チーム。地元企業であるフクダ電子(文京区本郷3)がスポンサーとなり、「サッカーを愛する女性が生涯にわたって、サッカーを続けることができる環境」を産官学の連携でサポートしていく。
これまで、練習体験会などを通じてメンバーを募集。区担当者によると、「(体験会には)サッカー経験、年齢を問わず多くの参加者に集まっていただいた。すごく楽しかったという声が多く聞かれた」という。その後、参加者とは面談を実施し、3月26日時点で10代~50代までの39人が選手として登録。最年少は13歳の中学生となった。監督には東京大学運動会ア式蹴球部女子監督の福田雅さんが就任。東京都女子サッカーリーグ5部に登録し、将来的になでしこリーグへの昇格を目標に、活動を続けていく。
体制発表会に出席した同区の成澤廣修区長は、「文京区からこれまであまり機会の多くなかった女子サッカーが新しく羽ばたくことができた。今後とも応援し続けていきたい」と話した。同区に拠点をおく公益財団法人日本サッカー協会の田嶋幸三副会長からは、「協会としてもチームをサポートしていきたい。文京区でさまざまなスポーツが発展し、多くの方が健康に楽しく暮らせる街になってほしい」と期待を寄せた。
当日はユニホームの発表も行われた。同チームのユニホーム袖には、文京区公認の「文の京」のロゴがあしらわれている。チーム主将の大多和愛さんは「5部からのスタートとなるが、一つ一つステップアップしていきたい」と抱負を語った。ユニホームにはサプライヤーとして、「UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)」のドーム(品川区東品川2)が参加している。
今後は登録した39人の選手を中心に練習・試合などを行っていく。新たな参加希望などについては、公式ホームページで対応する。