ソフトウェア開発などを手掛けるfoo.log(文京区本郷7)が5月26日から、料理に含まれるプリン体含有量を計測できるスマートフォン向けアプリ「プリン体チェッカー」の配信を開始した。
明治(江東区)から発売された、プリン体と戦う乳酸菌を使用した「明治プロビオヨーグルトPA-3」の協賛を得て制作された同アプリ。料理の写真を撮影、もしくはアルバムから料理の写真を選択することで、その料理1人前に含まれるプリン体のおおよその含有量をアプリが判定。食生活の改善に役立てることができるという。同アプリの画像解析技術は、東京大学大学院・相澤清晴教授の研究室と共同開発した。
実際の料理とは異なる判定が行われた場合でも、正しい料理名をアプリ内で検索・登録することで、アプリ利用ユーザー個別の料理画像がデータベースに蓄積され、次回以降の判定精度が向上する。
プリン体の含有量を判定した料理写真は、日別に食事記録としてカレンダーへの登録が可能。1日に食べた料理の、おおよその総プリン体含有量もチェックできる。アプリに搭載されたプリン体辞典で料理名を検索すると、食事の前に料理のプリン体量を調べることもできる。
「近年、日本の食生活は野菜中心から、肉食・脂質系中心へと変化。それと同時に食事から摂取するプリン体総量も増加している」と同社担当者。開発のきっかけについては「最近、スマートフォンで料理の写真を記録しているユーザーが多い、という事実に目を付け、料理の写真を撮ることで、その料理に含まれるプリン体のおおよその含有量が簡単に判定できれば、食生活の改善に役立つのではないかと考えた」と話す。
App Store、Google playでダウンロードできる。無料。