
文京区小石川エリアで7月19日・20日、夏の風物詩「文京朝顔・ほおずき市」が行われた。徳川家ゆかりの傳通院と「こんにゃくえんま」で知られる源覚寺をメイン会場に、澤蔵司稲荷、善光寺を含む4会場で朝顔とホオズキの鉢植え販売やイベントが行われた。
同市は、文京区の観光協会と地元町会の主催として始まり今年40回目を迎えた。趣ある小石川の街並みの中で、朝顔700鉢(1鉢2,000円)とホオズキ500籠(1籠2,000円)を販売。善光寺では希少な朝顔「団十郎」の鉢植え80鉢(1鉢2,500円)と苗270本(1苗500円)も用意した。
両日、薩摩琵琶演奏会や鈴木愛さんのミニライブ、傳通院寄席などの文化イベント、跡見学園女子大学による工作体験や各自治体の物産展などが行われた。澤蔵司稲荷では地元小学校1年生が育てた朝顔の花合わせ会も開き、子どもたちの力作を展示した。
実行委員会代表の大澤康雄さんは「朝顔とホオズキの販売だけでなく、薩摩琵琶演奏会と鈴木愛さんのコンサートも皆さんから好評を得ている。多くの方に楽しんでいただければ」と話す。