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東大で「仮面」がテーマのトークイベント TEDxUTokyoの一環で

「TEDxUTokyoSalon2025 仮面」 実行委員長の加藤結太さん(左)

「TEDxUTokyoSalon2025 仮面」 実行委員長の加藤結太さん(左)

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 東京大学 (文京区本郷7)で11月9日、「TEDxUTokyoSalon 2025仮面」が行われる。学生が運営するTEDxUTokyo実行委員会が主催する。

「TEDxUTokyoSalon2025 仮面」のチラシ

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 TEDxUTokyoは、世界的な講演会「TED」本部からライセンスを取得し、東大の学生を中心に運営される独立イベントで、さまざまな分野の革新的なアイデアを講演形式で共有する活動を展開している。今回は、スピーカーによるトークとワークショップで構成するカジュアルなサロン形式で実施。テーマは「仮面」で、人間が生活のさまざまな場面でかぶる「仮面」との向き合い方を探る。見えているものの裏に潜む物語に迫りながら、仮面をかぶること・割ることの両方から、社会や自己の新たな一面を発見する機会を提供するという。

 当日は、演劇パフォーマーでありながら翻訳家でもある森澤友一朗さん、デザインエンジニアの野見山真人さんをはじめ、3人の登壇者によるトークセッションを実施。「仮面」というテーマを軸に、役割を演じることの意味や、仮面の陰に潜む本心とのせめぎ合いを、さまざまな視点から共有する。トークは全て日本語で行う予定。

 ワークショップセッションでは参加者が主体となり、トークでは語り切れない問いや、参加者自身が持つ「仮面」への視点を共有し合う。他者との対話を通じて、新しい「自分の顔」を描き出す場を目指す。プログラムの最後には、スピーカーや参加者、運営メンバーと自由に交流できるアフターパーティーの時間も設ける。軽食を囲みながら、互いの仮面の奥にある素の顔に触れる機会となる。

 実行委員長の加藤結太さんは「身近に存在する仮面に着目し、トークやワークショップを通じて考えを深めてもらい、新たな仮面についての視点を届けたい」と意気込む。

 開催時間は13時~18時(12時30分受付開始)。定員100人。参加無料(デポジット制度を採用し、申込時に支払った参加費は当日返却)。申し込みはウェブサイトで受け付ける。

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