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文京の弥生美術館で「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書展」

上村一夫・画『同棲時代 第6集』(双葉社)表紙原画/1973年12月/上村一夫オフィス蔵

上村一夫・画『同棲時代 第6集』(双葉社)表紙原画/1973年12月/上村一夫オフィス蔵

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 弥生美術館(文京区弥生2、TEL 03-3812-0012)で1月3日から、企画展「わが青春の『同棲時代』 上村一夫×美女解体新書展」が開催されている。

上村一夫・画『ヤングコミック』表紙原画/1974年3/27号

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 同展は、1970年代初頭、大ヒット漫画「同棲時代」によって一大センセーションを巻き起こし、時代の人気者となった漫画家・上村一夫さん(1940~1986)の没後30年を記念した本格的回顧展。

 上村さんは、アクションが主流だった劇画の世界で、初めて女性を主人公にした作品を描いた漫画家。月産400枚という驚異的なスピードで数々の傑作を世に送り出し、45歳で急逝してから今年で30年になる。現在も幅広い年齢層の熱狂的なファンに支持され、欧州を中心とした海外でも高い評価を受けている。

 「描きたい風景(画面)のためにストーリーを考え、そこにたどり着くためにいろいろなコマを並べ配置していく」という独自の手法で、「昭和の絵師」「劇画界の竹久夢二」などと形容された上村さん。甘美な叙情で彩られた女性の心象風景を得意とし、流麗なタッチで描かれた心理描写には、上村さんの感性が随所で光る。

 同展では、上村さんの代名詞ともいえる「美女」を描いた作品を中心に、原画や関連資料など初公開のものを含む約500点を展示する。「美女解体新書」をテーマにした第1会場では、上村作品の中から50タイトルを厳選し、主人公の美女50人を一挙に展示するほか、「上村一夫の世界」をテーマにした第2会場では、デビューから45歳で急逝するまでの軌跡を紹介するなど、「上村美学」を堪能できる内容となっている。

 スペシャルゲストを迎えたトークショーや音楽イベントも開催。2月14日には、上村一夫さんの長女・上村汀さんに、同館の学芸員が話を聞きながら展示会場を案内するギャラリートークを開く。開催時間は14時~15時。参加無料(入館料は別途必要)。申し込み不要。

 3月5日には糸井重里さんと上村汀さんによるトークショー(17時30分~)、3月12日には、阿久悠さんの長男・深田太郎さんと上村汀さんによるトークショー(17時30分~)、3月19日には、曽我部恵一さんによるミニライブ(18時~)を開催。有料。いずれも要事前申し込み(先着順)。1月16日から申し込みを受け付ける。

 開館時間は10時~17時(入館は16時30分まで)。月曜休館(祝日の場合は翌日)。入館料は一般=900円、大学生・高校生=800円、中学生・小学生=400円。3月27日まで。

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