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文京・LB-BRBがJFL昇格へ向けまず1勝 「全社」出場懸け関東予選開幕

攻め上がるMF川越勇治選手(写真提供=Takayuki Matsumoto)

攻め上がるMF川越勇治選手(写真提供=Takayuki Matsumoto)

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 しらこばと運動公園競技場(埼玉県越谷市)で6月5日、第52回全国社会人サッカー選手権大会関東予選が開幕した。Fブロック1回戦が行われ、LB-BRB TOKYOはTIUにPK戦の末、勝利した。

LB-BRBのスターティングメンバー

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 10月に愛媛県で開催される第52回全国社会人サッカー選手権大会への出場を掛けて行われる同予選。今大会は、下部リーグのチームにとってはJFLに飛び級で昇格するチャンスをつかむ大事な試合。同予選を勝ち抜き、今大会で4位以内に入ったチームが各地域サッカーリーグ決勝大会の出場権を得ていない場合、最大で成績上位3チームに全国地域サッカーリーグ決勝大会への出場権が与えられる。

 1回戦で埼玉県1部リーグに所属するTIUと対戦したLB-BRB。前半はLB-BRBがボール支配し優位に試合を進めるも、2トップにボールがつながらずスコアレスで折り返す。後半に入ると、相手がスタミナを生かしてゴールを狙いに来るも、ディフェンス陣が踏ん張り得点を許さない。

 互いに決定機を演出できないまま、試合は延長に突入。LB-BRBも選手交代を行い、試合が動き始めるかと思われたが、延長も点の入らない淡々とした試合展開が続く。

 両者得点のないまま延長も終了し、試合はPK戦にもつれ込む。LB-BRBは2人目のDF大和田達選手が相手キーパーにボールを止められ追い込まれるも、相手4人目のシュートをGK奥山陸選手が見事に止めて同点に。ここから10人目まで、両チームともにゴールを決める緊張のPK合戦。試合を決めたのはピンチを救ったGK奥山選手。相手11人目のボールをセーブし、ゲームセットとなった。

 終わってみれば、LB-BRBは試合を通じてシュート5本という結果。試合後、今季初先発となったDF小出啓太選手は「予想以上に難しい試合になったが、勝てたこと、無失点で抑えられたことに関してはいい収穫だった。1試合通してシュート数が少なかったので、次節以降改善し、より良い試合にしたい」と意気込んだ。

 LB-BRB TOKYOはRKUフットボールフィールドで6月12日、同予選2回戦として流通経済大学FCと対戦する

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