文京区の後楽園ホール(文京区後楽1)で6月11日、「黄金の虎 初代タイガーマスク デビュー35 年・リアルジャパンプロレス10周年記年興行」が開催され、純金5キログラムを使用した「初代タイガーマスク “純金マスク”」が初めて披露された。
初代タイガーマスクは、昭和のプロレスブームの時代に四次元殺法で一世を風靡(ふうび)した覆面レスラー。今回制作にあたっては、当時、初代タイガーマスクとして活動した佐山サトルさんと、初代タイガーマスクの専属マスク職人の中村ユキヒロさん(TIGER ARTS)が監修。制作を金工職人の川野悟さん(BUILD)が手掛けた。
同マスクは、純金約5キログラム、ルビー9.97カラットを使用。サイズは高さ18 センチ、幅16センチ。制作には4カ月を費やしたという。
リング上で同マスクを手に取った初代タイガーマスクの佐山さんは、「重たい。これをかぶって試合をするには首を相当に鍛えないといけない」と話し、会場を沸かせた。
同マスクは6月15日から、日本マテリアルで開催される「初代タイガーマスク黄金伝説・純金コラボコレクション」で展示される。披露されたマスクは日本マテリアルから1個限定で販売され、価格は6,000万円(税別)。そのほか、ミニモデルなども限定販売される。