東京ドームシティ(文京区後楽1)の玄関口である「黄色いビル」(6階)に昨夏オープンした宇宙ミュージアム「TeNQ(テンキュー)」で現在、企画展第3弾となる「『宇宙』のえがき手」が開催されている。
古代から現代に至るまで、宇宙がどのように思い描かれてきたかを絵画や詩をはじめ、写真や映像を用いて紹介する同イベント。さまざまに描かれてきた宇宙の姿を読み解くことで、「一人一人が、それぞれの宇宙への思いを膨らませることができる内容になっている」という。
国立天文台4次元デジタル宇宙プロジェクトの最新シミュレーション天文学により描き出されたリアルな宇宙映像を最新機器を通して体験できる展示も。直径1.2メートルのドームスクリーンを備えた少人数向けの全天周映像視聴システム「パノビューワー」は、専用眼鏡をかけ視聴することで、臨場感あふれる宇宙の大規模構造に関する立体映像を視聴することができる。
東京ドームシティ広報の岩瀬さんは「古今東西さまざまなジャンルの人々が想い描いてきた宇宙を絵画、誌、写真、立体映像でご紹介する。中でも、最新シミュレーション天文学から描き出されたリアルな宇宙映像を体験いただける『パノビューワー』はお勧め」と話す。
開館時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日・特定日は10時~、いずれも最終入館は20時まで)。入館料は、一般=1,800円、学生=1,500円ほか。6月28日まで。