文京区が3月23日から、リクルートマーケティングパートナーズ(東京都千代田区)の結婚情報誌「ゼクシィ」とコラボしたオリジナルご当地婚姻届・出生届のダウンロードサービスを開始する。
オリジナルご当地出生届には名前を決めた際に使用できるオリジナルの命名紙もセット
同社では昨年7月から、ご当地婚姻届のダウンロードサービスを提供しており、今回新たに東京都内で初めて文京区が参画。同時に兵庫県神戸市も参画し、全てで19自治体・21種類のラインアップとなった。また、同シリーズで初めてオリジナルご当地出生届のダウンロードサービスも開始し、第1弾として今回、文京区と栃木県の2自治体が参加する。
オリジナル婚姻届・出生届には、文京区を代表する「花の五大まつり」の花々をはじめ、かつて区内で暮らした文豪・夏目漱石(1867~1916年)の代表作「我輩は猫である」に登場する猫、江戸千代紙の文様などがデザイン。文京区らしさと江戸情緒を味わえる雰囲気に仕上がっている。
両書面ともに、全国どの役所でも提出が可能な正式なもの。婚姻届は役所への提出用と自分たちの保管用が用意され、保管用には2人の写真を貼ったりメッセージを書き込んだりできる。出生届は、同様のデザインをあしらったオリジナル命名紙がセットでダウンロードが可能。ダウンロードサイトでは自治体の子育て施策も紹介している。
区担当者は「文京区で進めるぶんきょうハッピーベイビープロジェクトの一環として、ゼクシィさまとの連携の話が持ち上がった。オリジナルの婚姻届・出生届を一つのきっかけとして、今後とも区で結婚や子育てを応援していきたい」と意気込む。
どちらも、3月23日から「まちキュン・ご当地婚姻届」「まちキュン・ご当地出生届」のサイトでアンケートに回答するとダウンロードできる。オリジナル婚姻届は、東京ドームシティプリズムホール(文京区後楽1)で今月22日に開催される「ハッピーベイビーフェスタ」で先着3000人に先行配布する。