
白山神社(文京区白山5)で6月7日、「文京あじさいまつり」が始まった。約30種類3000株のアジサイが見頃を迎え、多くの地域住民や観光客でにぎわいを見せている。
同まつりは1985(昭和60)年から続く文京区の初夏の風物詩で、今年で41回目を迎える。白山神社は徳川5代将軍綱吉と生母桂昌院の信仰を受けたことで知られ、毎年6月の梅雨時期には境内と隣接する白山公園一帯が色とりどりのアジサイで彩られる。
期間中は通常非公開の富士塚が10時~16時に特別開放され、山全体を埋め尽くすように咲くアジサイを一望できる。土曜・日曜には模擬店が出店したり、文京区伝統工芸品を展示販売したりするほか、地元の団体や大学生などがステージ演奏も行う。
実行委員会の岡田浩さんは「今週が満開で見頃。今年はちょうど良いタイミングで多くの品種を楽しめる状況になった」と話す。「見どころは神社のこま犬の周りのアジサイ。今週末の土曜・日曜にはステージイベントも予定している。多くの人に足を運んでもらえれば」と呼びかける。
6月15日まで。