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東大、本郷キャンパスの赤門修復へ向け寄付呼びかけ

工事仮囲いの外部足場に設置された実寸大の赤門プリント

工事仮囲いの外部足場に設置された実寸大の赤門プリント

 東京大学(文京区本郷7)が現在、耐震性の問題から閉鎖中の「赤門」を修復・再開門させる「ひらけ!赤門プロジェクト」への寄付を募っている。

「ひらけ!赤門プロジェクト」の寄付を呼びかける看板も設置している

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 赤門(旧加賀藩上屋敷の御守殿門)は、1827年に加賀藩主の前田家13代斉泰が、徳川家斉の21女・溶姫(ようひめ)を迎える際に建てたもの。1877(明治10)年の東京大学創立を経て、1903(明治36)年に前田家より寄贈。1931(昭和6)年に国宝指定、1950(昭和25)年に重要文化財に指定された。東大のシンボルとして長く親しまれてきたが、2021年2月12日より耐震性の問題で閉鎖されており、現在は仮囲いで覆われている。

 プロジェクトでは、耐震補強と修復工事を経て2027年の東大創設150周年・赤門創建200周年に合わせて再開門を目指す。周辺を歴史的エリアとして整備し、多様な人々が集う広場の創出も予定する。

 東京大学ディベロップメントオフィス副オフィス長の高橋麻子さんは「赤門は東大の象徴であるのと同時に、地域の人々にとっても長年親しまれてきた歴史的な場所。再び多くの人が通り抜けられるよう、一人でも多くの方に支援いただけるとうれしい」と話す。

 一括5万円以上の寄付者を対象に、改修後の赤門に設置される新瓦の裏面に自筆で記名できる「赤門瓦記名会」を10月17日に本郷キャンパスで行う。寄付額によって記名スペースが異なり、5万円以上10万円未満=瓦半分(縦約22センチ、横約9センチ)、10万円以上=瓦1枚分(縦約22センチ、横約18センチ)。

 3月24日、工事仮囲いの外部足場に実寸大の赤門プリントが施された。同日は卒業式に当たり、晴れ着姿の卒業生や家族が記念撮影をする姿が見られた。修復工事が完成する2027年秋まで、キャンパスを訪れる人々がプリントされた赤門の姿を目にできる。

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