東京ドーム(文京区後楽1)で1月21日から、「第15回東京国際キルトフェスティバル-布と針と糸の祭典-」が始まる。
手芸作家としてデビューしたキャシー中島さんの長男・勝野洋輔さん
同イベントは今年で15回目。来場者数は例年20万人が訪れ、累計で350万人を超えるなど、世界最大級の開催規模を誇るという。
今回の特別企画は「ピーターラビットの世界」と題し、「ピーターラビットのおはなし」の作家ビアトリクス・ポターの生誕150周年を記念して、キルト作家の斉藤謠子さんとそのグループが美しい原画を基にピーターラビットの世界観を50点のキルトで表現する。
会場では、19世紀を代表するイギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスが「地上の楽園」と呼んで愛したコッツウォルズの別荘を再現し、ウィリアム・モリス所蔵のアンティーク作品を展示するほか、第一線で活躍するキルト作家25人がモリスの布を駆使したキルト作品に挑む。
このほか、パリで6年間手芸を学び、手芸作家としてデビューしたキャシー中島さんの長男・勝野洋輔さんが、これまで製作したキルト作品や刺しゅう作品などを展示する「パリの屋根裏部屋」、女優の秋野暢子さん、雅楽師の東儀秀樹さん、女優の安達祐実さんが子どものために作った作品を展示する「わたしの『手仕事』スタイル」、約220店が出店する日本最大級のキルトマーケットも開く。
開催時間は、9時30分~18時。初日は11時開場。最終日は17時30分まで。入場料は、当日券=2,100円(前売り券1,900円)、小学生以下無料(要保護者同伴)。今月27日まで。