文京・大塚の千川通り近くにある、素材にこだわった焼き菓子や軽食を提供するカフェ「KNETEN(文京区大塚3、TEL 03-6912-0415)」が1月11日、4周年を迎えた。
店名の「KNETEN(クネーテン)」は、ドイツ語で「生地をこねる」という意味。店舗のコンセプトは「日常のちょっとぜいたくなおやつ・カフェタイム」。
オーガニック、国産、フェアトレード製品など原料にこだわり、一つ一つていねいに作られた焼き菓子や、季節のフルーツを直接農家から仕入れ、新鮮なものを店で加工して作ったケーキなどを販売する同店。素朴ながらも「かめばかむほどしっかりとした味のする」(同店)商品を取りそろえている。
焼き菓子のメニューは、すっきりとした甘さのチョコレートクリームをアーモンド入りの生地でサンドした「シュトラウス・ショコラーデン・クーヘン」(430円)、サクッとしたほろ苦い生地で甘さ控えめのチョコレートがナッシュを挟んだ「ヴィエナーズショコラ」(490円、8本)、オーガニックのクルミの食感がアクセントになった、ほろっとした食感のクッキー「スノーボール」(460円、10個)など。
そのほか、モーニングメニューは「グラノラセット」(790円)、「マフィンセット」(570円)、ランチメニューは「キッシュプレート」(830円)、「スーププレート」(780円)など。ドリンクメニューは「アイスコーヒー」(390円)、「自家製ジンジャーエール」(500円)など。
店主の菊川さんは文京区出身。フランス料理店や菓子店に勤めた後、ドイツに渡り、ビオのパン店やカフェなどで菓子製造を担当した。帰国後、有機食材を使った宅配会社向けの菓子製造部門勤務を経て、同店をオープンした。文京区に出店を決めた理由については、「生まれ育った町に、自分の思うくつろげる場所を作りたかったから」と話す。
4周年を迎えて、「早いもので、4周年を迎えることができた。創業当時から変わらずご来店いただいてるお客さまもたくさんおり、『ずっと来たかったんです』と言って駅から遠いにもかかわらず、初めて来てくださるお客さまなど、本当に多くのお客さまに支えられての4年間だった。今後も、おいしいと思っていただけるものを、スタッフ一同心を込めて作っていきたい」とも。
営業時間は7時30分~19時。火曜日と第2・第4月曜定休。