東京ドームシティ(文京区後楽1)の宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で3月3日から、企画展「サンダーバード ARE GO×TeNQ-未来の宇宙へ F.A.B!」が開催されている。
1965年から1966年にかけて英国で放送された特撮テレビ番組「サンダーバード」が、50年の時を経て新たに生まれ変わった「サンダーバード ARE GO」とコラボレーションした同展。空想とテクノロジーが融合する同作品の魅力に触れながら、未来へと向かう宇宙開発の最前線を紹介する。
「有識者のメッセージから宇宙開発の未来を想い描こう」と題した展示エリアでは、同作品で描かれる未来のテクノロジーとの比較を交え、空想の世界からインスピレーションを得て現在・未来へとつながる宇宙開発や科学技術の姿を紹介する。
主な展示内容は、ロケット開発や宇宙ステーション、宇宙飛行士の生活についてを紹介する「有人宇宙開発」、宇宙エレベーターの基礎理論や実現したらもたらされる未来などを紹介する「宇宙エレベーター」、デブリ(宇宙ゴミ)の状況や回収方法、対応策などを紹介する「スペースデブリ」など。
そのほか、史上初の1/1スケールでサンダーバード3号・5号をスクリーンに投影し、一緒に記念撮影ができるエリアや、秘密基地「トレーシーアイランド」のジオラマを展示し、新たに生まれ変わった同作品の撮影の裏側にせまるエリアのほか、同館内の「眺めルーム」では「サンダーバード ARE GO」の第1話と第2話の上映する。
開館時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日・特定日は10時~、以上、最終入館20時まで)。入館料は、一般=1,800円、学生=1,500円ほか(※4歳未満は入館不可)。6月28日まで。