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千駄木にパンツェロッティ専門店 芋蜜「あめんどろ」とイタリア揚げパンがコラボ

看板メニューのあめんどろパン

看板メニューのあめんどろパン

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 東京メトロ千駄木駅道灌山(どうかんやま)方面出口近くに3月12日、パンツェロッティ専門店「あめんどろやimo cafe」(文京区千駄木3、TEL 050-3786-4132)がオープンした。運営は、あめんどろ(文京区)。

あめんどろパンの「スイートポテト・クリーム」

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 同じく千駄木に店を構えるサツマイモスイーツ店「あめんどろや」(千駄木2)の新業態となる同店。イタリアの揚げパン・パンツェロッティをアレンジした「あめんどろパン」を店内のカフェスペース、テークアウトで提供する。「あめんどろや」で座って味わえるスペースが欲しいという客からの声を受け、カフェ形式の店にしたという。店舗面積は15坪、席数は10席。

 「あめんどろパン」の誕生のきっかけは、昨年10月に開催されたイタリアのミラノ万博の世界洋菓子コンテスト。グルメ番組「料理の鉄人」にも出演したイタリア人シェフのマルコ・モリナーリさんが監督を務めた日本チームは、日本の蜜としてあめんどろやの芋蜜『あめんどろスヰートポテトシロップ』を使い優勝。「そのときに社員全員でミラノを訪ね、街なかで偶然パンツェロッティを食べた。その味が印象的で、日本人に愛されるオリジナルのパンツェロッティを作ってみたいという思いがわき上がってきた」と店主の西川智恵美さんは話す。

 その後、マルコさんの協力の下、オリジナルのパンツェロッティを開発。「世界で初めてのサツマイモを原料に使ったパンツェロッティ『あめんどろパン』が誕生した」という。

 同商品は、ピザ生地にサツマイモを練り込み、生地がもっちりと仕上がっているのが特徴。現在のラインアップは「トマト&チーズのバジル風味ソース」「キノコ&ベーコンのクリームソース」「スイートポテト・クリーム」「イタリアン・カスタード・クリーム」(以上380円)の4種類で、今後は季節に合わせてさまざまな味を提案していく予定という。

 ほかにも、安納芋を使用したロールケーキ「あめんどろロール」(1カット=380円)やサツマイモを使った「フライド・スイートポテト」(200円)などのスイーツやデリカを提供。ドリンクは、芋蜜を使った「あめんどろ プレミアム・ラテシリーズ(珈琲・グリーンティー・ほうじ茶・ミルク)」(500円)、「石垣島珈琲」(380円)、「薩摩紅茶」(300円)など。

 西川さんは「今後は地域の人たちに愛され、そして地域の人たちがちょっぴり自慢できるような店にしていきたい」と意気込む。

 オープンを記念して19日・20日の2日間、マルコさんが店頭でパンツェロッティを調理するほか、先着200人に安納芋の「壺焼き芋」を進呈するなどの特典も用意する(500円以上の購入に限る、18時閉店)。

 営業時間は10時~19時。月曜定休(祝日の場合は翌日定休)。

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