東京ドームシティ(文京区後楽1、TEL 03-3814-0109)の宇宙ミュージアムTeNQ(テンキュー)で7月7日、大西卓哉宇宙飛行士が搭乗する「ソユーズ宇宙船」打ち上げのパブリックビューイングが行われる。
同館ではこれまでも打ち上げのパブリックビューイングを開催。今年2月には、種子島宇宙センターから打ち上げされた「H-IIAロケット30号機」のパブリックビューイングを行い、100人弱が会場で様子を見守ったという。
今回のソユーズ宇宙船は当初、6月24日に打ち上げが予定されていたが、同7日に延期が発表された。国際調整の結果、7月7日10時36分(日本時間)にカザフスタンのバイコヌール宇宙基地から打ち上げを予定している。
同館では「ソユーズの打ち上げ」と「ハッチオープン・ISS(国際宇宙ステーション)入室」に合わせて、パブリックビューイングを行う予定。当日は開館時間を1時間早めて10時にオープンし、打ち上げの様子をライブ中継する(「ハッチオープン・ISS入室」は日時未定)。
ソユーズ宇宙船に搭乗する大西さんは全日空のパイロット出身で、日本人としては初めての民間航空機出身の宇宙飛行士。大学生のときに見た映画「アポロ13」がきっかけで宇宙飛行士を目指し、夢をかなえた。今回のフライトでは、船長を補佐するレフトシーター(船長の操縦の補佐や、船長が操縦できなくなった非常時に操縦を代わる)を務めるほか、ISSでライフサイエンスや医学などのさまざまな実験を予定する。
開館時間は11時~21時(土曜・日曜・祝日・特定日は10時~)。入館料は、一般=1,800円、学生=1,500円ほか。4歳未満入館不可。