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東京ドームで巨人と文京区の交流イベント 練習見学などでチームと親しむきっかけに

グラウンドに下りて練習風景を撮影する小学生

グラウンドに下りて練習風景を撮影する小学生

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 東京ドーム(文京区後楽1)で9月11日、「2016読売巨人軍×文京区 スペシャルイベント」が開催された。

野球を通じた父子の交流も

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 毎年、区内の小中学生とその家族を対象に、巨人軍と文京区スポーツ振興課による協働事業の一つとして行われている同イベント。グラウンドに下りたり、スタッフ体験をしたりと観戦に訪れるだけでは体験できないイベント内容とあって、今年は200人の募集に対し約3倍の応募が寄せられたという。

 当日は、広島東洋カープとのデーゲームの開始前に、参加した小中学生らが巨人軍の練習を間近で見学。グラウンドに降りて見学できるのは子どもだけとあって、親から託された大きなカメラで真剣に撮影をする子どもたちの姿が見られた。

 ゲーム中のグランドキーパーやヴィーナスダンスといったキッズスタッフ体験も。試合後には、グラウンドでのキャッチボールやティーバッティングと、参加者らは盛りだくさんの一日を過ごした。

 同区白山から子どもと一緒に参加した母親は、「自分は試合を楽しみに来たが、子どもは熱戦後のグラウンドに下りて、マウンドに立ったり、自分もプレーしたりできるのが楽しいと話していた」とほほ笑む。ヴィーナスダンス体験をした小学5年生の女子児童は「すごい数のお客さんの前で踊れた。緊張よりむしろ楽しかった」と感想を口にした。

 文京区スポーツ振興課の細矢剛史さんは「巨人軍との協働事業は10年前から始まった。今回のイベント以外にも、『ボール投げ&走り方教室』や、選手が区内の小学校で給食を食べる『スクールランチ』などがある。これらをきっかけに、区民の皆さんが地元スポーツチームに親しみを感じてもらえれば」と話す。

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