文京区立小石川図書館(文京区小石川5、TEL 03-3814-6745)と同大塚みどりの図書室(大塚4)で1月5日~8日、新春企画「本の福袋」「音の福袋」として、中身が分からない状態での本の貸し出しを行う。
同館スタッフがテーマに合わせて選んだ本を、包んだままの状態で貸し出す。借りたい人は、中身のヒントとなるメッセージを参考に袋のまま貸し出しカウンターに持参する。テーマの一例は「人間の脳に限界はない」「西の笑いに東の笑い」「木の家で暮らす 木の椅子と暮らす」「今年こそ主婦力をあげる」など。
山田館長は「福袋の企画は他地域でも例があるが、スタッフとともに当館らしくアレンジした。特に『音の福袋』は、音楽資料が豊富な小石川図書館らしさを出したいと考えCDを入れることにした」と話す。「新刊や売れ筋の本ではなく長年の蓄積の中から、新しい出合いとなることを願っている」とも。
貸し出しは1人につき1日1袋まで。 小石川図書館は各日、大人向けの本14袋・子ども向けの本6袋・音の福袋5袋を、大塚みどりの図書室は各日、大人向けの本6袋・子ども向けの本3袋を用意する(音の福袋は小石川図書館のみ)。
区内図書館の年末年始休館日は12月30日~1月4日。