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文京・湯島で寺子屋企画「 おてらでゆるっと子育てトーク」

トーク中の様子

トーク中の様子

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 文京区湯島の天澤山麟祥院(文京区湯島4)で6月30日、「おてらでゆるっと子育てトーク」が開かれた。

トーク中の様子(左から天澤山麟祥院の和尚・矢野宗欽さん、Kitchenグループ理事長の田中由美子さん、ゆしまごころ実行委員会の大道寺勇人さん)

 地域や商店街とともに子育てイベントなどを継続している「ゆしまごころ実行委員会」が、同院やNPO「子育てKitchenグループ」、東京こども専門学校などと共催した同イベント。「おてら×子育て=つながり」をコンセプトに、トークや親向けの絵本講座などを行った。

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 第1部の子育てトーク「イライラ子育ての手放し方」では、同院の和尚・矢野宗欽さん、子育てKitchenグループ理事長の田中由美子さん、同イベント発起人の大道寺勇人さんが登壇。田中さんは「わが子のイヤイヤ期を先輩ママ友が『成長の証し』と言ってくれたことで楽になれた」と、4児を育てた経験をベースに育児を楽しむコツを伝えた。大道寺さんは「ついわが子を怒ってしまうこともあるが、パパ友と共有することで、それでいいんだと思える」と、地域での子育ての実感を話し共感を誘った。「境内を散歩中の親子から子育て相談を受けることもある」という矢野さんは「子どもを感情的に怒るのではなく、その子の行動に対して?るのが良い」とアドバイスした。

 続く第2部は「お坊さんと子育て茶話会」と題し、同院の和尚らのお点前で抹茶と和菓子を振る舞い、参加者同士が子育てについて語り合う時間を持った。第3部「子育てKitchenの絵本の時間」では、同グループ副理事で読書アドバイザーの大久保登久子さんが、絵本を通じた子育てのコツや絵本の選び方などを伝えた。途中、子どもたちを前に読み聞かせする場面も見られた。終了後には本堂で自由参加の座禅体験もあった。

 参加者からは「お寺の静寂な雰囲気と和尚さんの言葉に癒やされた」「子どもたちが座禅の最中に神妙に静かにしていた様子が面白く印象的だった」「地域に根差したイベントで共感できた」などの感想が聞かれた。

 発起人の大道寺さんは「(寺院の本堂でのイベント開催は)初めての試みだったが、事前の問い合わせも多かった。全参加者が座禅を体験して帰るなど、由緒正しいお寺の魅力と体験に興味を持たれたと感じた。地元の『東京こども専門学校』の学生ボランティアに見守り保育をお願いできたことも有難かった。さらにプログラム内容をブラッシュアップしながら継続していきたい」と意気込む。

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