東京都立中央・城北職業能力開発センター(文京区後楽1、TEL 03-5800-2611)で11月9日、「技能祭~広げよう 明日につなげる 技能の輪」が開催される。
主に求職者向けに職業訓練を行っている同センターが、都民を対象に地域の技術や技能を身近に感じてもらい、ものづくりの魅力を知ってもらおうと毎年開いている同イベント。
印刷技術と介護を主な専門とする同センターの施設を体験できる、介護サービス科による「車いす・高齢者疑似体験」や、OAシステム開発科の「Java学科・実技」の公開授業、グラフィック印刷科の「4色フルカラーオフセット印刷実演」などがある。実演見学者には来年の壁掛けカレンダーを進呈する。
同センターに通う生徒の成果発表として多くの展示物を掲示するほか、各科の催しとして生徒と一緒にものづくりができるコーナーを設け、エコバッグや千社札、オリジナルハンドタオルなどの制作体験も提供する(各定員有り、先着順)。
東京マイスターによるオリジナルハンカチが作れる東京手描友禅教室(午前・午後各12人、抽選)や、認定職業訓練実施団体や同センターの生徒による作品・製品の展示販売もある。
同センターの担当者は「今年は区と連携し、『文の京ゆかりの文人銘菓』を紹介する喫茶コーナー『文の京 和カフェ』も開く。地元のおいしい和菓子を楽しみに、ぜひ多くの方にお越しいただきたい」と話す。
開催時間は10時~15時。参加無料。当日は、先着150人に「ブルーベリーの苗木」を、アンケート回答者全員に「オリジナル2019年用カレンダー」を進呈する。