WACUL(文京区本郷3、TEL 03-3868-0720)は4月20日、ウェブサイトのデータを自動で分析し改善提案を行う人工知能サービス「AIアナリスト」の提供を始める。
同サービスは、グーグルが提供するアクセス解析ツール「Google Analytics(グーグルアナリティクス)」と連携することで、人間には集計困難な大量のデータを分析し、ウェブサイト内の課題を自動で発見するほか、課題のパターンごとに改善方針を自動で提案する。対応する業種は現状180種類に及び、長く使うほどに機械学習によって提案力が強化されていく仕組み。
同社は「成果が出なければ返金する」という、業界では珍しい成果コミット型ウェブコンサルティングを提供しており、その成果創出の知見を生かして、人工知能のアルゴリズムを開発した。同サービスを用いた改善で、サイトの最終目標とされる「購入」や「会員登録」などの成果(コンバージョン)に結びついた割合が1.3~2.0倍以上に伸びる実績が確認されているという。
同社の大津社長は「今後は、AIアナリストの機能を充実させることで、多くの方がウェブサイトの分析業務を適切に行えるように環境整備を進める予定。実際にウェブサイトを改善するアクションも簡易かつスピーディーにしていきたいと考えており、その方向でも着々とプロジェクトを進めている」と話す。
利用料金は月額3万円。料金が発生するのは利用月のみで1カ月から利用可能。