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文京・鴎外記念館で「文学とビール」展 カフェでオリジナルのクラフトビールも

島根県のブリュワリー「石見麦酒」のオリジナル・クラフトビールと「モリキネプレート」

島根県のブリュワリー「石見麦酒」のオリジナル・クラフトビールと「モリキネプレート」

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 文京・団子坂上にある森鴎外記念館(文京区千駄木1)で7月5日、コレクション展「文学とビール~鴎外と味わう麦酒(ビール)の話」が始まった。

コレクション展「文学とビール~鴎外と味わう麦酒(ビール)の話」と「モリキネカフェ」の看板

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 日本ではまだビールが貴重だった1884(明治17)年から1888(明治21)年まで、陸軍軍医としてドイツに留学し、本場のビールを楽しんだという森鴎外。醸造所やオクトーバーフェストを訪ねたり、自らが被験者となってビールの利尿作用について研究したりといった「ビール体験」は留学中の日記「独逸(ドイツ)日記」にも記されている。

 そうした鴎外のビール体験に触れる同展。鴎外と同時代に活躍した文学者はもとより、大正から現代における作品も含め、文学作品に登場する「ビールのある風景」を、所蔵資料などから紹介している。

 7月9日の鴎外の命日にちなみ、7月中は鴎外の「遺言書」のオリジナルの展示も行う。

 会期中、館内の「モリキネカフェ」では、鴎外の生誕地である島根県のブリュワリー「石見麦酒」のオリジナル・クラフトビールも販売する。営業時間は10時~17時30分。

 開館時間は10時~18時(7月9日と8月25日は9時~、8月3日は21時まで)。7月23日休館。入館料は、大人=300円、中学生以下無料。10月6日まで。

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