文京シビックセンター1階「アート・サロン」(文京区春日1)で7月30日~8月1日、アート・コミュニケーション東京フェス2022~アート・コってなんだ?」が開催される。主催は、NPOアート・コミュニケーション推進機構、文京アートプロジェクト。
油画、アクリル画、版画、写真、立体、映像など、多岐にわたる作品群を展示し、さまざまな鑑賞スタイルを提案する同イベント。会場には、作品と来場者の「かけ橋」になる「アート・コミュニケータ」と呼ばれる人々が待機し、一定の距離感を保ちながら鑑賞のサポートを行う。
鑑賞のサポートを担当するのは、美術館などで活動を行う有志団体「アート・コミュニケータ東京」のメンバー。アート・コミュニケータ東京は2015(平成27)年の結成から今年で7周年を迎える。160人のアート・コミュニケータが所属する同団体は期間中、これまでの活動の様子をパネルや動画などで紹介する。
アート・コミュニケーション推進機構代表の小野寺伸二さんは「アートが、人と人、人と地域のかけ橋になることで世の中をよりよくしようと活動している。ミュージアムや各種イベントなどで来場者がアートを楽しむお手伝いとして、アートのハードルを下げる提案を日々考え、実践している。新型コロナウイルス感染拡大により実現できなかった企画も多々あるが、私たちなりに考えたアート・コミュニケーション活動の一端を知っていただけたら」と話す。
「会場は感染対策を講じている。ソーシャルディスタンスを保ちながら、コミュニケーションを楽しんでいただけたら」と呼びかける。
開催時間は10時~18時(初日は13時から)。入場無料。