![「デジタルカードラリー」の参加を呼びかけるアカデミー推進課の保科衣里さん](https://images.keizai.biz/bunkyo_keizai/headline/1689132284_photo.jpg)
文京区は現在、区内の博物館・美術館・庭園などで構成する「文の京ミュージアムネットワーク(略称:文京ミューズネット)」に加盟する施設を巡るデジタルカードラリーを開催している。
文化施設や史跡に恵まれた文教の地である文京区の魅力を発信するのが狙いで、各地域に息づいている藩校の伝統や精神を現代の視点で見直し、生かしていこうという取り組み「全国藩校サミット文京大会」の記念事業として行われる。
参加方法は、アプリ「aruku&」をインストールし、対象施設に掲示された二次元コードを読み取ると、アプリ上でデジタルカードを集めることができる。スマートフォンのない場合は、手持ちのカメラや携帯電話で対象施設の二次元コードを施設名が分かるように撮影し、区アカデミー推進課の窓口(文京シビックセンター17階、TEL 03-5803-1120)で提示することにより参加できる。
デジタルカードラリーの対象施設は、印刷博物館、東洋文庫ミュージアム、野球殿堂博物館、旧岩崎邸庭園、六義園、小石川後楽園など26カ所。旧藩や徳川家ゆかりの施設などでは、獲得カードが2枚になる。
集めたカードの枚数に応じて抽選に参加でき、旅行券や区内の博物館・庭園ガイドツアー、読売巨人軍選手のサインボールなどの記念品が贈呈される。文京区民に限らず、誰でも参加できる。
アカデミー推進課の保科衣里さんは「文京ミューズネットは、庭園や史跡、企画展を開催中のミュージアムなどバリエーションも豊富。この機会に区内のさまざまな文化に触れてほしい。夏休みに親子で巡るのもお勧め」と呼びかける。
参加無料だが、各施設の入館料が必要。8月31日まで。