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江戸川橋「智願寺」で地域寄席「小日向落語会」 5周年迎える

「小日向落語会」で落語を口演する春風亭朝枝さん

「小日向落語会」で落語を口演する春風亭朝枝さん

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 江戸川橋の「智願寺」(文京区小日向2)で行われている地域寄席「小日向落語会」が、3月で5周年を迎えた。3月16日には、落語家の春風亭朝枝さんを迎えて「第42回小日向落語会」が実施された。

「小日向落語会」の会場である智願寺入口前

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 江戸川橋の「智願寺」(文京区小日向2)で3月16日、落語家の春風亭朝枝さんを迎えて「第42回小日向落語会」が開催された。同会は3月で5周年を迎えた。

 会を主催する富田泉深さんは、自身が好きな落語を、より多くの人に親しんでほしいとの思いから、生まれ育った実家の「智願寺」集会室を利用して2020年3月、落語会を立ち上げた。主に「二つ目」と呼ばれる芸歴6~15年の若手を招き、会を開いている。

 「30人ほどで満席の小さな会だが、その分、演者との距離は近い。目の前で見る落語の楽しさを、小日向の地元の人にも知ってほしいと思って始めた」と富田さん。実家の智願寺の役割についても、「古くから寺は人が集まる場所でもある。智願寺は2018(平成30)年に建て替え、ビルの中に本堂や仏壇が設けられているので、パッと見た感じでは寺だと分からない。この建物は何だろうと不思議に思っている地元の人も多いと思うので、落語会を通じて地元の人と智願寺の距離感も縮められれば」と話す。

 小日向落語会について、出演した朝枝さんは「このくらいの規模の落語会では、チャレンジしたい演目を試すことができる。しっかり勉強させていただける場で、二つ目にとっては貴重な落語会」と話す。

 今後も定期的に若手の演者を中心に開催予定で、次回は講談師の二つ目である神田松麻呂さんを招き、4月13日に予定。入場料は2,800円。要予約。

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