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千駄木に「ビストロ ラ・ペ」 規格外野菜使いフードロス削減

店主の村田庄平さん(右)とシェフの江口和樹さん(左)

店主の村田庄平さん(右)とシェフの江口和樹さん(左)

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 「Bistro La paix(ビストロ ラ・ペ)」(文京区千駄木4)が7月31日、千駄木にオープンした。

「Bistro La paix(ラ・ペ)」の外観

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 店主の村田庄平さんは渋谷と神田で飲食店を経営する傍ら、廃油回収などの再生エネルギー事業にも携わっており、文京区内を回る中で同物件と出合ったという。席数は、テーブル8席、カウンター6席の計14席。

 同店のコンセプトは規格外野菜の活用。市場に出荷できない野菜を使った料理を提供し、フードロス削減に取り組む。シェフの江口和樹さんは「魚の皮や頭など通常使わない部分を皮目を焼いて香ばしさを生かしてソースに活用し、一切ロスを出さない調理を心がけている。サステナブル、フードロスに取り組む中で、規格外野菜で規格外のおいしさを提供したい」と話す。

 メニューは「おまかせオードブルの盛り合わせ」(1,000円)、「まるごとトマトのファルシー トマトクリームソース」(1,180円)、「ラ・ペの特製ハンバーグステーキ デミグラスソース」(1,480円)など。「フレンチの技法で、特に野菜料理に力を入れたい」という江口さん。野菜をステーキのように調理し、シンプルに素材を生かし仕上げている。

 村田さんは「前の店主が築いた地域のお客さまとのつながりを大切にしながら、誰でも気軽に入れるアットホームな場所にしたい。店内の壁に来店客の写真を飾り、思い出の場所づくりを進めていきたい」と意気込みを見せる。

 営業時間は、11時30分~15時、17時~22時。

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