東京ドームシティ(文京区後楽1)など都内の名所を巡る「東京レガシーハーフマラソン2025」が10月19日に開催される。
「東京レガシーハーフマラソン2025」都内を駆け抜けるランナー(昨年の様子)
東京オリンピック・パラリンピック2020大会を契機に高まったスポーツとウェルネスへの関心を次世代へつなげることを目的に開催する同大会。国立競技場をスタートし、富久町、水道橋、神保町、神田、日本橋を通る21.0975キロのコースで、一般の部をはじめ、障害者の部、車いすの部、準エリートの部、エリートの部、パラアスリートの部を設ける。参加ランナーは1万5000人程度を見込む。
文京区内では東京ドームシティや小石川後楽園(後楽1)を横目に、神田川沿いの外堀通りを駆け抜ける。レースの6キロ地点と15キロ地点付近に該当し、車いす先頭が8時12分ごろと8時30分ごろ、エリート先頭が8時22分ごろと8時47分ごろに通過する予定。
大会当日は8時5分~11時5分に競技が行われ、区内のコース周辺でも交通規制が行われる。水道橋から飯田橋、外堀通りにかけては7時20分~11時、水道橋から神保町、白山通りにかけては7時20分~10時45分、交通を規制する。
東京マラソン財団では「バリアフリー360度VR道案内」を用意し、交通規制する道路を地下鉄のエレベーターを利用して横断できるバリアフリールートをスマートフォン画面上の矢印で案内する。
同財団広報部の担当者は「誰もがチャレンジできる大会として、さまざまなバックグラウンドを持つランナーが集い、ハーフマラソンを楽しんでほしい。合理的配慮の提供を心がけ大会運営を行う。ランナーに温かい声援をお願いしたい」と呼びかける。