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根津神社で「出張輪島朝市」 つつじまつりに合わせて7店出店へ

根津神社で店を出す輪島朝市の出店者たち

根津神社で店を出す輪島朝市の出店者たち

 根津神社(文京区根津1)で4月25日・26日、「文京つつじまつり」に合わせて「出張輪島朝市 in 根津神社」が開催される。両日、石川県輪島市の輪島朝市から漁師や農家、職人ら7店舗が出店するほか、文京区にゆかりのある地方自治体もブースを設ける。

「南谷良枝商店」南谷美有さん

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 1200年の歴史を持つ輪島朝市が行われていた「朝市通り」は、2024年1月の能登半島地震で大きな被害を受けた。今回のイベントは、その魅力と復興への取り組みを東京で直接伝えることを目的として開く。会場では出店者が商品を販売するだけでなく、輪島の文化や暮らしについて来場者に話す場も設ける。

 主催は、文京・根津の飲食店「ねづくりや」(根津2)。同店は2022年にオープンした地域食堂で、これまで津和野町や宮崎県、北九州市など各地の自治体と連携し、フェアやマルシェを行ってきた。同店と輪島のつながりは、輪島の生産者・南谷良枝商店の長女・美有さんが取り組むクラウドファンディング(CF)を常連客から紹介されたことがきっかけで、昨年は2度にわたって「能登・輪島フェア」を開いた。

 開催に先立つ24日と終了後の26日夜には、同店で防災をテーマにしたイベントも行う。能登の特産品を味わいながら防災を考える内容で、防災関連企業による体験型ワークショップも予定している。

 店主の鶴元怜一郎さんは「震災を経てもなお続いている輪島朝市の営みを、根津のまちの中で直接感じてもらえる機会にしたいと思った。買い物や会話を通じて輪島とつながり、遠くの出来事を少しでも身近に感じてもらえたら。出店者の方々が東京に来るには多くのハードルがある中で、地域の方々と一緒に輪島朝市を呼ぶ取り組みを、CFを通じて実現していきたい」と話す。

 鶴元さんは現在、「CAMPFIRE」で100万円を目標に支援を呼びかけている。支援金は、出店者の交通費や商品運搬費、会場設営費などに充てる。4月末まで。

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