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文京・小石川後楽園でモミジ480本の紅葉始まる 庭園楽しむイベントも

大泉水から蓬莱島を望む

大泉水から蓬莱島を望む

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 文京区後楽の小石川後楽園(文京区後楽1)で、イロハモミジの紅葉が始まった。

渡月橋から大堰川、通天橋と紅葉を眺める

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 同園には480本のイロハモミジが植えられており、紅葉は例年11月下旬から12上旬に見頃となる。今年の紅葉は例年より遅れているといい、11月27日時点で全体の5~6割が色付いている。同園職員によると、「昨年の見頃は11月23日ごろから。今年は1週間ほどずれ込む見込み」と話す。

 久しぶりの晴天となった27日は、同園内の大泉水(だいせんすい)に浮かぶ蓬莱島、大堰川(おおいがわ)などの周辺が色付いたイロハモミジを愛(め)でる人でにぎわった。

 同園では紅葉に合わせ、「深山紅葉を楽しむ」と題してさまざまなイベントも開催。11月29日には、涵徳亭(かんとくてい)で「石州流茶会」と題して、お点前を披露するほか抹茶を振る舞う(当日先着順受け付け)。12月5日には「雪吊り」の見学会、同6日には江戸時代から続く伝統芸能「江戸太神楽(えどだいかぐら)」も予定(いずれも参加無料、入園料別途)。

 期間中、園内では植木や水戸の名産品・軽食の販売をするほか、ボランティアガイドによる「庭園ガイド」を1日2回(11時~、14時~)行う(参加無料、入園料別途)。

 開園時間は9時~17時。入園料は、一般・中学生=300円、65歳以上=150円、小学生以下と都内在住・在学の中学生は無料。

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