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文京でアートイベント「神田川アートブロッサム」 体験型企画メーンに

ステンドグラスワークショップ(昨年の様子)

ステンドグラスワークショップ(昨年の様子)

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 文京区関口の江戸川橋エリア周辺で4月2日・3日、アートイベント「神田川アートブロッサム」が開催される。

神田川・駒塚橋から見た桜の開花状況(3月29日)

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 神田川沿いの桜を楽しみながらアートに触れる同イベント。神田川沿いに咲く230本におよぶ桜並木が名所として知られる同エリアには、ギャラリー、美術館、写真スタジオ、建築事務所、印刷所などが点在する。

 同イベントは、地元有志らが「花見に訪れる人々でにぎわう時期に、クリエーティブなこの町の魅力をもっとアピールしよう」と企画。今年で3回目を迎える。

 これまではギャラリーやカフェなどを巡るスタンプラリーがメーンだったが、今回は地域の特色を生かした体験型ワークショップを充実させる。

 同イベント実行委員会代表で建築家の海田修平さんは「過去2回は、店やギャラリーと地域の人をつなぐきっかけづくりに注力してきた。今年は、町を通り過ぎるだけではなくアート体験をじっくり楽しんでもらおうと企画をブラッシュアップした」と意気込む。

 当日は、「日本酒オリジナルラベルづくり」「建築模型をつくってみよう」「オリジナル封筒づくり」「ポートレートワークショップ」など、クリエーティブな地域の特色を生かした12企画を展開する。

 今年から会場に加わった地域の新しい拠点「みちこハウス」(同区関口1)では、誰かが読み終わった絵本やアート本を「わくわく袋」に入れて販売する「『前の持ち主に出会える』わくわく古本袋」を開く。

 このほか、ハッシュダグ「♯神田川アートブロッサム」を付けて町の風景写真をインスタグラムに投稿する「FIND MY SPOT」、アートコミュニケータと一緒にまち歩きをしながらミュージアム探訪する「桜の下でアート散歩」などを行う。

 海田さんは「開催初年度は地域の店やギャラリーを回ってイベントへの協力をお願いし、趣旨を理解してもらうことにも苦労したが、最近は協力させてほしいと新たに声をかけられることも増えた。当イベントを通じて地域の人とのつながりを深めていることに喜びを感じている。今年は、より多くの人とアート体験を共有することで楽しさを分かち合いたい」と意欲を見せる。

 開催時間は会場ごとに異なる。ワークショップは一部有料(各要事前申し込み)。イベントリーフレットは参加店や商店街などで配布。ホームページでもダウンロードできる。

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