日立ビルシステム大宮総合グラウンド(さいたま市西遊馬)で4月10日、関東サッカーリーグ2部の第2節が行われ、LB-BRB TOKYOは日立ビルシステムに2対0で勝利。開幕2連勝を飾った。
第2節の相手は、昨季関東サッカーリーグ1部に所属していた日立ビルシステム。今年の「東京都社会人サッカーチャンピオンシップ(東京カップ)」を制し、社会人代表として天皇杯東京都代表を決定する「東京都サッカートーナメント」にも出場を決めている強豪相手に、どう主導権を握っていくかが鍵となった。
立ち上がりはスローテンポの日立ビルシステムの戦術に、LB-BRBが合わせながらチャンスをうかがう展開。相手のハイボールをDF陣がしのぎ、一進一退の攻防を続ける中、試合は前半25分に動きを見せる。左サイドでボールをもったDF久保優斗選手が一気に駆け上がり、MF佐藤 聖選手、DF黄大俊(ファン・テジュン)選手とつないで、最後はFW砂川優太郎選手。2試合連続ゴールとなるゴールはLB-BRBの待望の先制点となった。
前半を1対0で折り返し、迎えた後半。日立ビルシステムはサイドや裏をうまく使いながら、多様な戦術で攻勢を強める。前節失点を喫し課題が残ったLB-BRBの守備も、今節は中盤でプレッシャーをかけるなど、落ち着いて相手の攻撃をかわしていく。後半32分には、MF卞栄将(ピョン・ヨンジャン)選手のボールにMF川越勇治選手がヘッドで合わせて追加点を決め、試合を決定づけた。
試合後、2試合連続となるゴールを決めた砂川選手は「引き続き、全員でハードワークを徹底し、勝利を目指したい」とチームを鼓舞した。途中出場で追加点を決めた川越選手は「得点という形でチームの勝利に貢献することができた。次節もチームの勝利のために走り回りたい」と意気込んだ。
LB-BRB TOKYOの第3節は、東京国際大学坂戸キャンパス第2サッカー場で4月16日、同じく開幕2連勝と勢いに乗る東京国際大学FCと対戦する。