東京国際大学坂戸キャンパス第2サッカー場(坂戸市四日市場)で4月16日、関東サッカーリーグ2部の前期3節が行われ、LB-BRB TOKYOは東京国際大学FCと2対2で引き分けた。開幕からの連勝は2でストップした。
第3節の相手は、LB-BRB同様に開幕2連勝と勢いに乗る東京国際大学FC。今節はLB-BRBにとって、前年まで所属した東京都社会人サッカーリーグではほとんど開催されることがなかった土曜朝の試合となり、コンディショニングも課題となる。
キックオフからの攻防は、選手が「これだけシンプルな試合もなかなかない」と振り返るほど、両者ともに基本に忠実なサッカーを展開する。どちらか先に試合のペースを握るか注目される中、前半15分を経過したころからLB-BRBは相手にセカンドボールを立て続けに拾われる嫌な時間帯へ。
すると迎えた前半21分、LB-BRBは相手FWに頭で押し込まれ先制点を許してしまう。嫌な流れを断ち切りたいLB-BRBは前半35分、FW川田悠介選手のクロスにゴール前のMF川越勇治選手が押し込みLB-BRBが早々に同点に追いつく。このまま勢いに乗りたいLB-BRBだったが前半はそのまま同点で折り返す。
後半勝ち越しを狙うLB-BRBだったが後半6分、相手に一瞬の隙をつかれミドルシュートを決められ、早々に失点してしまう。1対2と再び追いかける展開となったLB-BRBは、流れを引き寄せようと後半11分、14分と立て続けに2選手を交代し、前線の活性化を図る。変わって入ったFW前岡信吾選手が動き回り、チームにリズムをもたらすと、迎えた後半27分。獲得したコーナーキックに頭で合わせたのは、同じく後半から入ったDF黄大城(ファン・テソン)選手。LB-BRBは見事に采配が的中し、試合を振り出しに戻す。
LB-BRBはその後、後半40分にDF岩田修平選手を投入。勝ち点3を狙いに行くも、時間切れで試合終了のホイッスル。今季初のドローとなった。
試合後、野村良平選手は「引き分けというふがいない結果には満足していない。ただ、チームとしてまとまりつつある」と収穫を口にした。次節はフクダ電子アリーナでの試合ということを受け、川田選手は「敗戦は絶対に許されない。もう一度チーム全員で気を引き締め、必ず勝利をつかみたい」と意気込んだ。
LB-BRB TOKYOの第4節は、フクダ電子アリーナで4月24日、海自厚木マーカスと対戦する。