フクダ電子アリーナ(千葉市中央区)で4月24日、関東サッカーリーグ2部の前期4節が行われ、LB-BRB TOKYOは海自厚木マーカスに0対1で敗れた。今季初黒星で、開幕からの無敗記録は3でストップした。
今季ここまで勝ち星のない海自厚木マーカスとの一戦となった前期4節。昨季、LB-BRBは東京都社会人サッカーリーグ1部で2敗しか喫していないが、その負け2つがフクダ電子アリーナでの試合。LB-BRBにとって鬼門となっている「フクアリ」での試合に、チーム一丸で「MUST WIN」を掲げ挑んだ。
前半はLB-BRBが押され気味の展開で試合が進む。それでも海自厚木マーカスに自由にリズムを作らせまいと、前線から相手DFにプレッシャーをかける。LB-BRBはコーナーキックからのチャンスを演出しつつも攻めきれず、前半は互いに得点を挙げられないまま折り返す。
後半は開始から海自厚木マーカスのペース。ゴールキーパーと1対1の場面を作るなど、LB-BRBが何とかしのぐ展開が続く。LB-BRBは悪い流れを断ち切ろうと、後半13分にFW川田悠介選手に替えてエースのFW砂川優太郎選手を投入。
しかし交代してすぐの後半19分。相手に中央から右サイドを崩され、失点を喫してしまう。LB-BRBは後半37分にMF山田融選手を投入するなど反撃を試みるも、決定的なシュートを打つことができず、試合はそのまま1点も奪えずタイムアップ。鬼門のフクダ電子アリーナでの勝利とはならなかった。
試合後、福田雅監督は「完敗。選手たちはよくやったが、相手の力の方が上だった」と相手をたたえた。選手たちは「自分たちの良いところを出させてもらえず、悔しい結果となってしまった。長いリーグ戦、敗戦はつきもの。切り替えて次勝てるように準備したい」(DF大和田達選手)、「応援してくれるサポーターの期待に応えられるよう、気持ちを切り替えていい準備をしたい」(MF卞栄将選手)と前を向いた。
LB-BRB TOKYOは前期4節を終えて勝ち点7の3位(4月24日時点)。次節は日本工学院グラウンドで4月30日、日本工学院F・マリノスと対戦する。