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文京・播磨坂で「文京さくらまつり」-「桜のトンネル」間もなく

昨年の会場俯瞰

昨年の会場俯瞰

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 文京区小石川4~5丁目にある播磨坂さくら並木で3月21日、「第44回 文京さくらまつり」が始まった。

満開と播磨坂の桜並木(昨年の様子)

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 播磨坂は約120本のソメイヨシノと、八重咲きのウコンザクラなどめずらしい桜も見られる区内有数の桜の名所。3月24日現在、ソメイヨシノはまだ開花したばかり。東京都の満開予想日は3月31日となっている。

 同28日・29日は、播磨坂の車道を通行止めにして歩行者に開放する。吹奏楽演奏をはじめ、文京区観光協会による「文の京観光グッズ」販売、新潟県魚沼市・茨城県石岡市による物産展、ボーイスカウトロープワーク教室、会場内の体験スペースでは、折り紙、絵手紙、チョークアートなどの体験教室を行う。

 このほか、28日は、先着20人を対象に文京区の観光ガイドが播磨坂から伝通院を巡る町歩きツアーも開く。文京区観光協会テント前で当日13時15分まで希望者を受け付ける(参加無料、13時30分出発予定)。

 桜の開花期間中、播磨坂周辺の近隣店舗では桜をイメージした商品やメニューを販売する。桜並木に面したイタリアンレストランPIZZA&PASTA Pesce(=ペッシェ、文京区小石川5)では、パスタ、ピザ、ドルチェなどの桜期間特別メニューを用意するなど、街全体で春ムードを盛り上げる。

 播磨坂は、第二次大戦後の区画整理でできた「環状3号線」の一部。播磨坂の名称の由来は、同地にあった松平播磨守の上屋敷にちなみ付けられたという。1960(昭和35)年に坂の舗装が行われた当時、花を植える運動の一環として桜の木約150本が植えられ、地元民の手入れによって桜の名所の一つに数えられる並木にまで成長した。

 同祭りは4月5日まで。

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