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江戸川橋「ビカスコーヒー」がマルシェ ネパールでのコーヒーの木植樹支援で

「ビカスコーヒー」代表の菅勇輝さん(右)とネパール・ダリンボット村の農家ゴクールさん(左)

「ビカスコーヒー」代表の菅勇輝さん(右)とネパール・ダリンボット村の農家ゴクールさん(左)

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 ネパールでコーヒーの木の植樹支援を行う江戸川橋のコーヒースタンド「BIKAS COFFEE(ビカスコーヒー)」(文京区関口1)が新たな村での植樹プロジェクトを立ち上げ、5月31日・6月1日に関連マルシェ「BIKAS GREEN marche(グリーンマルシェ)」を開催する。

植樹した木から採れた豆を使ったコーヒー

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 「想いを植えるコーヒー植樹」をコンセプトに2021年に始めた同プロジェクトは、これまでネパール・ハルパン村で470本の植樹を行ってきた。5期目となる今回は新たに同国ダリンボット村でも植樹を始める。

 ネパール語で「発展」を意味する「BIKAS」を社名に掲げる同社は、現地の雇用創出と持続可能な地域開発を目指し、生産者と消費者をつなぐ活動を続けてきた。

 ダリンボット村では10年前にコーヒー栽培に挑戦したが、精製処理に関する知識不足から適正価格で販売できず、多くの農家が栽培を断念した経緯がある。今回のプロジェクトでは村の農家21人から計2400本の植樹希望が寄せられており、コーヒー栽培の再興を目指すという。

 同社代表の菅勇輝さんは「生産者と消費者、スタッフとファン、ネパールと日本。さまざまな枠組みを超えて、このコーヒーに関わる一人一人に物語があり、思いがあり、役割がある。『想いを植えるコーヒー植樹』とは、その思いをみんなで育てて、未来を作っていこうというプロジェクト」と紹介する。

 マルシェでは、同プロジェクトに賛同する20以上の企業・個人が出店し、食品やアパレル、日用雑貨などを販売する。売り上げの一部を植樹プロジェクトに充てる。

 開催時間は12時~18時。

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