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文京学院大でブレイキン体験会 親子54組参加、金メダリストが指導

参加者と交流する河合来夢(RAM)さん

参加者と交流する河合来夢(RAM)さん

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 文京学院大学本郷キャンパス(文京区向丘1)で9月6日、「ブレイキン体験会」が行われた。文京区が主催し、2018年ブエノスアイレスユースオリンピック金メダリストで同大卒業生の河合来夢(RAM)さんが講師を務めた。

「ブレイキン体験会」の様子(1)

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 同イベントは昨年に続き2回目。パリ2024オリンピックでブレイキンが正式競技となり、日本人選手が金メダルを獲得したことで注目が高まったダンススポーツの普及を目的とする。4歳以上小学生以下の子どもと保護者が対象。2部制で実施し、親子54組(108人)が参加した。

 河合さんは2023年度人間学部児童発達学科卒業生で、現在もプロダンサーとして世界で活躍している。体験会では準備体操で始まり、基本ステップの練習、親子ペアでの合わせ練習、足技とポーズ決めの練習を経て、全員でのダンス披露まで段階的にプログラムを進行。参加者からの質問タイムでは「一日どのくらい練習するか」「何歳から始めたか」「家でできるダンスはあるか」などの質問が寄せられ、河合さんが一つ一つ丁寧に回答した。

 河合さんは「このような親子で参加できる体験会はあまりないので新鮮に感じる。皆さん親子で協力しながら楽しそうに取り組んでいた姿が印象的だった。今回の体験会を通して親子の絆を深めてもらえるきっかけになればうれしい」と話した。

 参加者からは「初めてブレイキンをやったが、ステップを体験できて良かった」「2人(親子)ペアでのダンスが楽しかった」「RAM選手のパフォーマンスがすごかった」などの感想が聞かれた。

 文京区アカデミー推進部スポーツ振興課の保池薫さんは「区内に拠点を置く大学と連携することで、より充実したスポーツ事業を展開することができる。スポーツをきっかけとした地域の魅力を発信することもでき、区民の方々の地域への愛着を育むことにもつながる」と期待を込める。

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