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シビックセンターで「ぶんぱく」-産業・食・伝統工芸38ブース出展

「文京博覧会」昨年の様子

「文京博覧会」昨年の様子

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 文京シビックセンター(文京区春日1)で11月14日・15日、「文京博覧会2025(ぶんぱく2025)」が行われる。

「文京博覧会」昨年の様子

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 文京区の産業・食・逸品・伝統工芸を体感できる同イベント。会場は1階のギャラリーシビックとアートサロン、地下2階の区民ひろばの3カ所で、38の企業や団体がブースを出す。

 区内飲食店や食品店が地元の食を紹介する。「清流うなぎ月島 東大赤門前店」がうなぎ弁当を、「からあげ善」が唐揚げや炊き込みご飯などの手作り総菜を販売する。「マールツァイト」は天然ミルク酵母のパンやキッシュ、タルト、パイを用意。「本郷菊坂町 かもす」は本郷で醸造した出来たて無ろ過クラフトビールの試飲と各種ボトルを販売し、「湯島天神横 ラクレットグリル」は世界のチーズとスイスワインを提供する。

 物産展コーナーでは、盛岡市、金沢市、石岡市、玉名市、魚沼市、福山市、津和野町、甲州市が各地の特産品を販売。「コドモカフェ オトナバー TUMMY(タミー)」は、東京富山県人会の協力で富山県を代表する郷土料理のマスずしと白えびせんべいを並べる。

 東大や東洋大、拓殖大、跡見学園女子大、お茶の水女子大、順天堂大、中央大、東洋学園大が産学連携の取り組みを紹介。東大は研究成果を生かした商品と150周年記念商品などのオフィシャルグッズを販売する。東洋学園大は屋上で採れたハーブを使ったアロマキャンドルを販売。東洋大はラオスの農家からフェアトレード価格でコーヒー豆を購入し製品化したコーヒーを提供する。

 文京区伝統工芸会は伝統工芸品の展示と販売、ワークショップを行う。東京グラフィックサービス工業会、東京都印刷工業組合、文京製本協同組合が印刷関連製品を紹介し、文京製本協同組合は製本ワークショップも行う。

 1階アートサロンでは「文京区技能名匠者展」を開く。2002年度に始まった「文京区技能名匠者認定事業」で認定された100人以上の作品を展示。2025年度に認定された人の作品とこれまで認定された人の作品を並べる。

 体験コーナーでは、伝統工芸体験として鍛金技法の指輪制作(3,000円)、手すり木版画(2,500円)、とう籠作り(3,500円)を用意する。「あめ細工 吉原」があめ細工作り体験(900円)を行い、作ったウサギの形のあめ細工を持ち帰ることができる。文京製本協同組合は手作り上製本体験教室(1,000円)を開く。参加は10歳以上。

 文京区経済課の担当者は「区内商店や産業団体、伝統工芸、大学、連携自治体の展示、販売、体験など多彩なブースを用意している。地下2階では、区内商店26店舗が出店し自慢の品を販売しているので、この機会に文京区を丸ごと体感してほしい」と話す。「毎年来ている方も、初めての方も楽しめる内容になっているので、気軽に参加していただき、少しでも文京区や連携自治体の魅力を知ってほしい」と呼びかける。

 会場には文京区商店街連合会による謎解きイベントのキャラクター「探偵ケイシャ」が登場し、来場者は謎解きに挑戦できる。文京区のマスコットキャラクター「BUNレンジャー」も会場に現れ、写真撮影に応じる。

 開場時間は、14日=10時~18時、15日=10時~17時。入場無料。会場では文京区共通

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