文京・本郷のスカッシュ専門店「SPORT STATION JIN」(文京区本郷1、TEL 03-3812-7751)が7月、25周年を迎えた。
同店は、スカッシュ用品の販売をはじめ、大会の開催・支援、スクール運営、インストラクターの手配など、同競技に関する幅広い業務を手掛けている。
店主の潮木仁さんは、日本人初のスカッシュプロプレーヤーで、全日本選手権14連覇などの輝かしい経歴を持ち、現在では公益社団法人日本スカッシュ協会常務理事、JOC(日本オリンピック委員会)の選手強化本部委員も務めている。
潮木さんは「スカッシュの競技人口は世界に約3千万人といわれ、日本国内にも2万人以上の愛好者がいる。ヨーロッパ・米国では学校や公共施設に専用のコートが設置されていてるほどメジャーなスポーツ」と話す。
「スカッシュは、プレイスポーツ。見ることも楽しいが、ぜひ体験して楽しさを実感してほしい」と潮木さん。「スカッシュは動くチェスとも言われ、体力ではなく技術や戦略が必要で、年配の方でも十分に楽しむことができる」とも。潮木さんの指導している生徒の最高齢は86歳という。
9月20日~21日は、同店が毎年開催している大会「JIN CUP」も。同競技の普及と親睦を目的としており、子どもから高齢者まで一緒に楽しめる大会で今年で25回目となる。会場は東京YMCA東陽町ウエルネスセンター。詳細は同店ウェブサイトで確認できる。