学校法人尚美学園ミュージックカレッジ専門学校(文京区本郷4)が11月3日、 尚美バリオホール(同)で「オリンピックとエンタテインメントビジネス」をテーマにしたフォーラムを開催する。
毎年秋に開いている「新時代のビジネスフォーラム」の一環。今回は同校の創立90周年を記念した特別版で開催する。「エンターテインメントと音楽」「音楽とオリンピック」の観点から、講演とパネルディスカッションの2部構成で展開する。
第1部は、イタリア・ミラノに本部を置く世界的なエンターテインメント企業「バリッチ・ワールドワイド・ショーズ(BWS)」社のジュリオ・タマロさんを講師に迎え、BWS社がこれまでプロデュースしてきた2014年ソチオリンピック・パラリンピック閉会式、2015年ミラノ万博、2016年リオオリンピック・パラリンピック開閉会式などの大規模イベントの演出・プロデュースの難しさと醍醐味(だいごみ)、成功の秘訣(ひけつ)について講演する。
第2部は、同校客員教授で音楽評論家の富澤一誠さんを進行役に、日本の音楽に深くかかわってきたキーマン3人によるパネルディスカッションを行う。「2つの東京オリンピックの時代から、将来の音楽ビジネスを見通す」をテーマに、時代と音楽ビジネスの関係を読み解く。
12時30分開場、13時開演。入場無料。要予約(高校生以上)。予約は同校ウェブサイトで受け付ける。申し込み締め切りは10月30日15時。